こんばんは、元気が出る楽しい歯科医院のぐっさんです。

今日はお昼から、大津市のピアザ淡海で100マス計算で有名な陰山英男先生の講演会に出席してまいりました。

『早寝早起き朝ごはん、読み書き計算そして国際化』というタイトルで一時間ほどお話をされました。歯科業界でなく、他方面で活躍されている方のお話なので非常に興味があり、また楽しみにしてました。

まず最初に刺さったお言葉は、『日本のスタンダードは世界のスタンダードではない』でした。日本でトップを目指すのではなく、世界標準を目指す必要性はまさにそのとおりだと思います。「ここは関西だから。」とか、「ここは日本だから」とか、そんなことは世界では通用しません。確かに「郷に入れば郷に従え」という諺もありますが、良いものは良い、正しいと信じた道はとことん突き進み、出る杭もまっすぐ力強く伸びれば打たれてもひるみません。やまぐち歯科にも同じことがいえます。先生のお言葉に自信がつきました。

またここ10年ほど日本人の学力の低下が目立つそうです。来年あたりに世界中の大人の学力を調べる抜き打ちテストがあるのではとのお話でした（ひえ～～）。

例えば韓国と日本を比較した場合、日本は英語を中1で始めるのに対し（もうすぐ小学生になりますが）韓国では小3から始まります。また企業ではSONYの中間管理職がTOEIC650点以上に対し、韓国のサムスンでは入社試験時に900点以上！無いと試験が受けられないとのことでした。入社試験時に900点とは驚きです。やはり考え方の違いで、英語を学ぶ理由として、日本の教育は異文化理解に対し、海外の教育は実用的手段だそうです。日本人は英語が出来ないはずです。

また、徹底した基礎反復が大事であることや、読書は知能を高める脳トレである、睡眠は能力である（決まった時間に寝て起きる、睡眠力を作る）などといった普段ではなかなか聞けない、非常に有意義な一時間でした。

またこのような機会があったらぜひ参加したいと思います。

それではまた。