今日はやまぐち歯科で取り入れている歯磨き方法についてお話します。
イエテボリテクニックはフッ化物配合の歯磨剤を用いて、フッ素の効果を効率よく期待するテクニックです。
①歯ブラシに2cmの歯磨剤をつけます。(成人の場合・小児は下記記載)
(この時歯ブラシは水につけてはいけません)
②歯磨剤を歯面全体に広げます。(なるべく低発泡のものを使用します)
③2分間歯磨きをします。(リスクの高い部位から磨きます)
④歯磨剤による泡立ちを保ちます。(泡を吐き出してはいけません)
⑤歯磨剤を吐き出さず10mlの水を含みます。
⑥30秒間そのまま洗口します。(粘膜にもフッ素をとりこませます)
⑦吐き出した後はうがいをしません
⑧その後2時間は飲食をしません(お薬やキシリトールは先にとってください)
3歳から6歳未満は5mm、6歳から12歳くらいまでは1cmが目安です。
フッ素をしっかりと取り込むためのテクニックですので、磨きにくい部位の歯ブラシの当て方等については衛生士にご質問・ご相談ください。
コツとしては、上にも書きましたが低発泡の歯磨き粉を使用していただくのが良いかと思われます(院内にて取り扱っております)。
今までの歯磨き方法とはずいぶんと違いますので、自己流で行うよりも歯科医師、衛生士と一緒に行うことでより一層効果が上がります。是非ご相談ください。